夏の日眠れないうちに夏らしくない夜明けがやってくる2003/07/27 04:49AM 猫よけのペットボトルが並ぶ家の周りを散歩してみると2003/08/13 自分の抜け殻のそばに蝉が止まっている お盆時期でもあり、里帰りをしたのだろうか? 空蝉の姿をどのような心境で確認しているのだろう ポパイじゃなくてオリーブ 美味しくなかった やはりマティーニに1粒がいいのかもしれない ブルーベリー これも美味しくない ヨーグルトに乗っているこいつを食べたのは何年前のことだったか? 名前など知らない花 子供の頃はもっともっと暑かった 15歳の時まで家にはクーラーは無かった 中学生の頃、宿題は全くしない少年だった それでも学校のプールへは毎日行った 2学期が始まり数学の教師に言われた 「お前は宿題はだめだけどプールは皆勤賞だったな」 バランスを考えろと言うことなのだろうが・・・・ 彼は一番多く監視役でプール当番を引き受けていた 夏休みが終わってから言われても遅いぜ・・・・と思ったが 休み中には勉強のことを一言も言わなかった彼が私は好きだった プールの消毒液の匂い 熔けたアスファルトの匂い 脱力感の中で聞いた蝉の声 縁側に吹く風の感触 井戸水で冷やしたスイカの冷たさ 薄らいではいるがアルコール依存症のように 体の中でずーっとくすぶり続けている もう火はつかないだろうけれど・・・・ また夏らしくない一日が始まる |